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ここでは、メールテクニックを説明したいと考えていますが、始めにメールの限界も知っておくとよいでしょう。 メールでの駆け引きは、ふたりの恋愛感情を盛り上げていくためには、非常に大切なことですが、基本的に知っておかなければならないのは、男のメールに対する考え方は女性のメールに対する思い入れとはまったく違う次元で考えているということです。 あなたは、好きな彼にメールを出すとき、何回も何回も打ち直しては、最良の名文を出そうと知恵を絞るのでしょうが、彼から返ってくるメールは、たった一行か二行程度ではないでしょうか。
男性のメールに対する考え方は、感情の伝達手段ではなく、あくまで必要な情報を伝えるだけの意味しか持っていません。 たとえば、「食事にする」「風呂に入る」「コーヒーを飲みたい」という、単刀直入の意思伝達のツールなのです。 ですから、メールでは必要以上のことは書く必要がないし、用件のみが重要だと考えているのです。だから、メールも短くなるのです。
一方、女性にとってのメールとか電話は、単なる用件の伝達手段ではなく、自分の気持ちや感情を共有するための手段と考えているため、そこに誤解が生じているのです。 このため、男性はメールで愛情表現をすることは苦手なのです。 それともうひとつは、男はパソコンでのメールはスラスラ打てるのですが、ケータイでのメールは、キーボードもなくチマチマして非常に打ちづらいと感じており、長文を打つのは苦手でもあるのです。
ですから、メールである程度やり取りできる仲になって、本当の彼の気持ちを知りたいときには、直接電話で生の声を聞くのが一番良い方法で、生の声には、その声のトーンや響きなどから自然と感情が出てしまうので、簡単に彼の気持ちがわかるのです。 たしかにメールは、お互いの意思疎通が図れるし、絵文字を使ったり、意味深な言葉で相手の出方をうかがうなどして、恋の駆け引きはできて恋愛を高める手段にはなるでしょうが、恋に勝負をかけるときには、直接あなたの口から、彼の耳に伝えることが絶対必要です。 ですから、メールテクニック以前にこれだけは理解しておきましょう。 |
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